あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

ヘブンアーティスト@福島2017 実感とか

ツアー解散のあと、プロデューサーから「今回は大変だったでしょう」とねぎらわれ、たいへんだったよぉ~ と、チョット泣き言を漏らしていた。

「そうかそうか」とハグされて。

ここには書けないことを、橋本Pとお手伝いのようちゃんに聞いてもらって、笑い話にした。あははは。

 

 

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楽しい仲間たち☆ 

人知れずなこと?がいろいろあったが、無事に終えられてよかったです。 

 

今年もヘブンアーティストの被災地支援@福島 のお手伝いボランティアをさせていただきました。

被災地支援事業|東京都生活文化局

お手伝いの話がふられたのも直前の突然で。いろいろばたばたもしましたが(関係者各位と言っても身内ですが、ありがとうね~!)、行かせていただくことが流れだと、途中からハラを括った。

 

 

震災から今まで。

東京都から大道芸を被災地にお届けする形をとっていましたが、

今年は福島の避難指示解除後の各地の「夏祭り」に参加する形になり、イレギュラーなことが続出。

そのせいか、

ばたばたと歩き回る(年齢的にもう走れないもんwww)ことが先に立ち、あまり記憶が残らなかった?という旅でもありました。

 

 

各町村、帰宅者はまだまだ100人200人レベルです。

でもね。お盆には、みんなが「帰省」する。祭りを通してふるさとを味わう。

そんなイベントに少しでもと、にぎわいを添えるのが今回のお役目でした。

 

 

蝶々をね。いっぱい見たよ。人懐っこくまとわりつく、お盆にたくさんの、蝶々。

橋本Pはそれだけで「そうかぁ」とわかってくれました。

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「大勢がなくなったからなあ。みんな、帰ってきてるんだなあ」 うん。

 

お天気は全日、かんばしくなかった。けど、ショーの間だけ、雨は止む。必ず。

マリンバルーンのなっちゃん曰く「橋本組のすごさだねえ」

そして橋本さん曰く「許されている。呼ばれている」

 

うん。

こういう言い方が許されるのかわからないけれど、今は亡き大勢の祈りと、芸能の神さまをチョットだけ感じた。この旅。

 

 

 

さて。

一番の難問は、、、、、、お土産が買えなかったことか! 

道の駅にも行ったけど、次の会場にバスでダッシュ!だったから買う暇なく。結局。最終会場のイオンのスーパーで、それらしいのを買った。あれ? 

 

次の難問は、待ち時間が多かったこと!

過去のツアーではありえなかった、イベント会場での楽屋待機。
ちょろっと準備中の会場を回ってみるけど、時間を持て余す。持て余す。と同時に、だから要求される雑事も派生してくるんだけど。

  

いつになく、現場からインスタ/ツイッター/FB(インスタ以下は連動)に投稿した。でもそんなんだから、こういう写真ばかりで。

初めてのベーコン串とか。

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芸人のユェさんに買ってもらった!とか。

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やーん。まるで遊んでばかりみたいじゃん! 変だなあ。。。

 

 

宿でインインとツーショ。なんだ、このJKぽい撮られ方。(しかもスッピン)

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ちなみに、宿の四人部屋の三人がTOKYO雑技京劇団で、北京語?でした。や、何話してるのかわかんないって。でもなぜか、ガールズトークで盛り上がる。 

でね。「あげんさん」より「のりこ、のりこさん」のほうが発音しやすいんだって。「のりこ~」と呼ばれるたびに、チャイニーズの友人(10か月一緒に暮らした)を懐かしく思い出したよ。(依依は上海語だけどね)

 

 

 

去年、福島に来たことはスゴク衝撃だった。この一年間(発表予定のない劇作を書きかけては崩し、を通して)そればかり考えていたとも言える。

百年かけてイバラを乗り越えるのだな。そんな印象だった。

(↓↓ これね)

atelier-agen.hatenablog.com

 

今年感じたキーワードは「祭り」と「ビルド(建立する、組み上げる、構成する、あたりの感覚?)」でした。

 

特別じゃない。よくある、日常の延長を感じたんだよ。日々は未来につながっていく。

 

 

思うんだけれど、今年お話した現地の方たちはほぼ、イベントの関係者やお祭りに来た人たちで。「被災者」さんではなかったから。

感じるべき何かが、滑り落ちてしまったのかもしれないのかな。

 

 

 

 

(つづきます。次はショーについて)

(いろんな事件については、その都度ね)

 

 

to R mansion 「にんぎょひめ」

終演したロビーで友人に会い「ステキだったねえ」と言ったら、お連れがふわぁっとステキなお顔で笑った。そんな、みんなが幸せな、舞台。

 

ほぼ人間の身体だけで、なにがどこまでできるか。客たちの気持ちを遠くどこまで運べるか。

目の前で、人魚姫のからだが文字通り泡になって消えていく、テアトルノアールの技法。でも刹那いのは、その直前に朝陽を見上げたかよちゃんの一瞬。

黒子(青?)にリフトで支えられて人魚姫が泳ぐ。このはるかな距離感や健気さは、ワイヤーでは作れないね。はなびちゃんの決心の、けなげさもある。

 

かよちゃんとはなびちゃんにあて書きされた、人魚姫の姉妹のお話でした。ふたりがそれぞれ可憐で、それはそれは愛おしかったの。

 

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そして一歩ステップアップすると、新しく見えてくる課題も出てくるのね。

(そうか。課題が山積みになるということは、ステップアップした結果ってことなのか。と気づく。今度から落ち込まないよう気を付けようwww)

わたしが感じたことはふたつでした。それが to R にとって大切かどうかはわからないケド。

 

繊細な舞台になるほど、ばかばかしく壊れた部分にお客が反応しなくなる(無意識にスルーする?)らしいこと。わたしがひとりで声に出して笑うハメになったのは、あの回だけだったのかな。

えー? ドリフターズ的な、to R の微妙にホコロビたお笑いは、大切なカラーだと思うんだけどなぁ。

  

そして、とてもとてもステキな脚本であったけれど、ストーリィの積み重ねを表現するためのスキルと、to R のそもそもの演技にはズレがあることが発覚してしまった。と思う。ヤノミさんの台詞術がね、つなぎとめててくれたから、気づきにくいかもしれないけどね。

まあ、どちらを採るか進むかは、、、、、ご本人たちが選ぶことだわ。

 

 

テアトルノアールを体感したい方は、来年1月にシアタートラムで公演がありますよ。見てね。

 

 

 

そして恒例?のがちゃがちゃ。
後ろにちっちゃく書かれてるのが、まるちゃんのキャラ~ 今回もあたった~(のか?www)

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かき氷やさん?

友人が、お食事会でわたしがかき氷やさんやってる写真をくれました。

青いバッグに、ロックアイスが入ってます。右手にかき氷器、左手にミントミルク。

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(わ。Tシャツのチシャ猫が、こっち見てる!)

  

窓ガラスに映った部分の風景が、なんか好き☆

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かき氷三昧

TV番組に触発されて、今年はモノスゴク自宅でかき氷を食べている。

 

先日、恒例の橋本Pのお食事会のときも、ワンセット担いでいって、みなさんに作りました。

 

 

地元を歩き回ったけれど見つからず、密林で買ったのは、  

 

 

というわけで、

牛乳+ミントシロップ+かき氷+ハーシーチョコシロップ

(チョコミント♪)

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かき氷だとよくわからないけれど、牛乳にミントシロップを混ぜて飲んだみたら、めちゃくちゃ甘かったよ! 

 

牛乳+ミントシロップ+かき氷+ココナッツパウダー

ココナッツパウダー、味が弱い? いまいちでした。

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今年のもうひとつの定番は、シークワーサー原液のぶっかけ。(最近はルートが確保されたのか、お値段が沖縄とあまり変わんなくなってきたのではないかと感じる)

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お食事会のとき、誰かが発明した組み合わせ! これもおいしい!

白カルピス+かき氷+シークワーサー原液

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牛乳+かき氷+ポッカレモン は、いまいちでした。もっとレモン、いれなきゃだめだったか?

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コーヒー (無糖)+牛乳+かき氷+チョコシロップ

(カフェモカ)

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宇治金時最強の全部のせ☆

グリーンティ+牛乳+かき氷+コンデンスミルク+井村屋のゆであずき+缶詰の黄桃・パイン・ナタデココ 

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お食事会のとき、なっちゃんが梅酒を持ってきてくれて、酒井さんが用意した桃缶をのせて食べたのも、おいしかった☆

 

そうそう。

お食事会のときね、酒井さんがかき氷シロップのイチゴとブルーを買ってくれてね。日ごろこんなマニアックな味に慣れているので、かえって楽しかったよ。

 

 

 

つけたし。

お食事会でかき氷やさん(?)をやった前日は、小児病棟の夏祭りのお手伝いボランティアだった。テキヤさんごっこが続いててね♪

今どきはすごいんだよ。市販のフルーツ飴を投入してしばらく待つと、綿菓子になって出てくる機械(おもちゃ)があるの!

割りばしにくるくるするのチョット難しいんだけれど、「やりたい?」と訊くとみんな「やる!」って言うから、自分でやってもらった。(えへ)

 

このおもちゃ、ほしいかも~と一瞬思ったけど。

綿あめってお祭りとかで見ると食べたくなるけど、一口食べると気が済む(わたしはネ )ことを思い出して、断念したよ。

 

 

 

 

今年の梅仕事

明日から、福島四日間つづけて八ヶ岳四日間の、ちと強行な予定です。

 

しばし留守するので。

梅雨明け宣言を聞きそびれて土用干しが出遅れた梅干しを、決心して仕舞う。

 

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去年は、初めて梅干しを作ったことがうれしくて、配りまくって、気づくと自分の食べる分がなくなりかけた。

梅干しだって食べない人はいるだろうし。

今年は主に自分で消費しようかとか。

 

塩15パーセント。去年よりほんのり梅の味が強いような。

触り心地はふわふわねっとり。

 

赤くならないのは(地方によっては)女子として失格の烙印が押されるらしい。

ずいぶん念入りに紫蘇をもんだつもりが、まだまだだったみたいだ。

 

 

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追熟が足りなかったのも、関係するのか?

 

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ざるの下に網を敷いて風通しをよくしたせいか、ひっくり返す回数が少なくて済んだ。

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梅酢だって、去年(左)のより、濃い気がするんだけどなあ。

ちなみに左のは、この直後に山芋のスライス梅酢漬けに消費されました。